[東京 17日 ロイター] - 自衛隊がフランス軍、米軍、英軍と5月中旬、北マリアナ諸島の米領テニアン島で共同訓練を行うことがわかった。太平洋に影響力を広げる中国を意識した動きで、4カ国で上陸訓練を実施する。複数の関係者が明らかにした。

訓練は5月2週目から3週目に計画。仏軍からはミストラル級の強襲揚陸艦、英軍からはヘリコプター2機、自衛隊と米軍からは要員が参加する方向で調整している。島しょへの上陸を想定しており、関係者の1人は「単なる艦船の訓練ではなく、着上陸というのは中国への強いメッセージになる」と話す。

中国の海洋進出には日米だけでなく、ニューカレドニアなど南太平洋に領土を持つフランスも神経をとがらせている。英国もアジア大平洋地域への関心を高めており、昨年は日本に初めて戦闘機を派遣し、航空自衛隊と共同訓練を行った。

防衛省の統合幕僚監部はロイターの取材に、「何も決まっていない」と回答した。

(久保信博、ティム・ケリー 編集:田巻一彦)