[クアラルンプール 14日 ロイター] - マレーシアの大手映画館は、16日に予定されていた米娯楽大手ウォルト・ディズニーの実写版「美女と野獣」(日本公開4月21日)の上映を延期した。

ビル・コンドン監督の同作品には同性愛者のキャラクターが登場するため、同性愛を禁じるイスラム教徒が多い同国では、政府の検閲当局が「同性愛的なシーン」を削除した上で上映を認めていた。

TGVシネマはウェブサイトで「予期しない状況を受け、上映を延期する」と発表した。前売りチケットを買っていた客には返金するという。ゴールデン・スクリーン・シネマも同様の措置を発表した。

ウォルト・ディズニーからのコメントは得られていない。

検閲委員会のアブドゥルハリム委員長によると、1週間前に、同性愛的なシーンをカットし、13歳以下の子供には親の付き添いを推奨する「P13」に指定する決定を下した。「上映延期については知らなかった。上映されるよう願っている」と同委員長は述べた。