[ロンドン 26日 ロイター] - 26日に発表された英公式統計で、第2・四半期の経済成長率0.3%のうち、映画の成長率が占めた割合が約4分の1に当たる0.07%ポイントと、低調な経済のなかで数少ない成長分野の1つとなったことが分かった。

映画部門を除けば、第1・四半期と同水準の0.2%成長だったとみられるという。

映画部門のけん引約となったのは、トム・クルーズ主演の「ミッション・インポッシブル」シリーズ6作目と、エミリー・ブラント、メリル・ストリープ、コリン・ファースら出演する「メリー・ポピンズ・リターンズ(原題)」が英国で製作されたこと。ともに来年公開予定。このほか、一連の自主映画も押し上げ要因となった。

大作の映画製作では、デザイナー、仕出し、弁護士、運搬・撮影担当者、アーティストなど数千人が雇用され、通常数億ポンド単位の予算が計上される。

また英国映画協会(BFI)によると、第2・四半期の興行収入は、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」の4100万ポンド(約59億7000万円)、「ワイルド・スピード ICE BREAK」の2960万ポンド、「ワンダーウーマン」(日本公開8月25日)の2180万ポンドを含めて好調で、映画部門の伸びを押し上げた。

BFIは、2016年には英国における映画製作の金額が過去最高の16億ポンドに達したとしている。今年上半期の数字は27日に公表する。