[ロンドン 12日 ロイター] - 陸上男子短距離のウサイン・ボルト(30、ジャマイカ)は12日、世界選手権の男子400メートルリレーに出場したが、現役最後のレースで有終の美を飾ることはできなかった。

今大会限りでの引退を表明していたボルトはジャマイカの第4走者として出場。先頭の2人に数メートルの差をつけられた状態でバトンを受けた後、懸命に追い上げを開始したが、左太もも裏を痛めて崩れ落ちた。

ボルトは頭を抱えながらトラック上に横たわっていたが、3人のチームメートに囲まれながら立ち上がり、足を引きずりながらゴールまでの残り30メートルを歩き切った。

ジャマイカのジュリアン・フォルテは「彼はわれわれにずっと謝り続けていたが、謝る必要はないと伝えた。スポーツにけがはつきもの」と述べた。

また、男子100メートルで優勝したジャスティン・ガトリン(米国)は「彼のけがを気の毒に思う。彼が世界最強ということは変わらない」と話した。