豊洲市場への移転問題を検証する東京都議会の調査特別委員会(百条委員会)は19日、用地買収の交渉役だった浜渦武生元副知事(69)を証人喚問した。浜渦氏は、豊洲の地権者だった東京ガスとの間で「水面下交渉」があったとされる経緯について「『水面下』という言葉は東ガスから提案があった」と説明。「(株主対策などのため)個別に折衝しようという趣旨で、悪い言葉ではない」と主張し、密約などの存在は否定した。

 浜渦氏は石原慎太郎元知事の側近で、2000~05年に副知事を務めた。都の交渉記録によると、00年10月、東ガスに「水面下でやりましょう」と打診したとされる。

【共同通信】