[9日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)は9日、商品を無料で配送するサービスの対象となる注文の最低購入額を従来の35ドルから25ドルに引き下げたと発表した。同じく無料配送サービスを展開している米ウォルマート・ストアーズ(WMT.N)への対抗措置を強化する。

アマゾンは既に、年会費99ドルのプライムサービスの会員に対しては、無料で2日以内に配送するサービスを提供している。今回の最低購入額引き下げは、より多くの顧客に自社で買い物をするよう促す狙いだ。

アマゾンはまた、これらの顧客が今後プライム会員に移行する効果も期待している。

一方、ウォルマートはインターネット通販のジェット・ドット・コムなどを買収して電子商取引事業の強化を進めており、アマゾンを追撃する構えだ。

ウォルマートは昨年、「シッピング・パス」という会員プログラムを開始、年会費49ドルで2日以内の無料配送サービスを提供していた。だが同社は1月にこれを打ち切り、35ドル以上の注文で2日以内に商品を無料で届けるサービスに切り替えた。