[ロンドン 17日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した1月の小売売上高指数は前月比0.3%低下し、予想外のマイナスとなった。インフレが高進する中、消費者の支出を抑える姿勢が浮き彫りになった。

ロイターがまとめたエコノミスト予想では0.9%の上昇となっていた。

スコシアバンクのエコノミスト、アラン・クラーク氏は「今年を見通すうえで論点となるのは、価格上昇による実質所得の低下に伴い、個人消費が低迷していることだ。ただ誰もが急な消費ペースの落ち込みを見込んでいるとは思わない」と述べた。

2016年11月─17年1月も小売売り上げは0.4%のマイナスだった。

ONSのケイト・デービーズ氏は「1月までの3カ月間で小売売上高の基調に減速の兆しが見られた。これは2013年12月以来だ」と指摘。「燃料と食料価格の上昇が重大な要因であることを示している」と分析した。

1月の小売売上高指数は前年比で1.5%上昇と2013年11月以来の低い伸びにとどまった。

ONSによると、1月の小売価格は前年比1.9%上昇し2013年7月以来の大幅な伸びとなった。自動車用燃料価格の上昇率は16.1%と2011年9月以来の大きさだった。

*エコノミストのコメントを追加しました。