[サンフランシスコ 13日 ロイター] - 米アップル(AAPL.O)は13日、iPhone(アイフォーン)の基本ソフト(OS)「iOS」の設定を、捜査当局などが端末データを復元・解析しにくくするように変更すると明らかにした。

アップルはロイターに対して、特に警察ないし犯罪組織がアイフォーンを簡単に押収できるような国を含め、すべての顧客を守るとともに、電子的な侵入技術がさらに拡大するのを防ぐことを目指していると説明している。

具体的には端末の情報が「フォレンジックツール」と呼ばれる専門の機械でUSBポートを通じて解析できる時間を1時間以内に抑える。セキュリティーの専門家によると、これで情報へのアクセスを大幅に遮断できる可能性があるという。

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設定変更はiOS11・4および12のベータ版に書き込まれており、今後のリリースから新設定が常態化される。

フォレンジックツールの機械は専門会社が複数の国の法執行機関に1台数千ドルで販売しており、1台当たりの解析を最低50ドルで請け負っているという。