[フランクフルト 30日 ロイター] - ドイツ銀行(DBKGn.DE)が発表した第3・四半期決算は、8億3200万ユーロ(9億2435万ドル)の赤字となった。大規模なリストラ費を計上したほか、主力の債券取引部門の業績が悪化した。

赤字は2四半期連続。第2・四半期は31億5000万ユーロの赤字、前年同期は2億2900万ユーロの黒字だった。

多くのアナリストは、同行が第3・四半期にどの程度のリストラ費を計上するのか不透明だとして、利益の予想を出していなかった。

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収入は15%減の53億ユーロ。リフィニティブがまとめた予想は56億ユーロだった。株式業務からの撤退が響いたとしている。

主力の債券取引部門の収入は13%減。投資銀行業務の低迷が続いていることが浮き彫りとなった。

ゼービング最高経営責任者(CEO)は従業員向けの書簡で、主力の4部門で税引き前利益を計上したと指摘。「今回の四半期決算は中間評価でしかないが、心強い内容だ」と述べた。

ただ金融コンサルタント会社オピマスのオクタビオ・マレンツィ最高経営責任者(CEO)は「今回の決算は良いところを探すのが非常に難しい」との見方を示した。

ドイツ銀は7月、1万8000人の人員削減を含む総額74億ユーロ規模の事業再編計画を発表。今年の業績は赤字になるとみられている。