[東京 12日 ロイター] - 日産自動車(7201.T)は、発行総額20億ユーロ(約2500億円)のユーロ建て債を発行することを明らかにした。10日に条件決定した80億ドル(約8500億円)のドル建て債と合わせ、総額1兆円超の資金調達となる。

日産によると、米ドルとユーロ建ての社債の発行は、1999年に仏ルノー(RENA.PA)とのアライアンス開始から初めて。日産は事業の構造改革を進めており、調達の多様化を進める。

ユーロ建て債は欧州時間11日に条件決定した。3年が5億ユーロ、5.5年が7.5億ユーロ、8年が7.5億ユーロの計20億ユーロ。米国時間10日に条件決定したドル建て債は、3年と5年が各15億ドル、7年と10年が各25億ドル。

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同社は21年3月期の連結純損失を6700億円と予想。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、国内外での販売不振や構造改革費用が響くとみている。

国内向けには7月、社債を4年ぶりに発行し総額700億円を調達した。

(平田紀之 編集:久保信博)