[ロンドン 1日 ロイター] - 英国で行われた調査で1日、新型コロナウイルスに感染した若者の7人に1人が、数カ月たっても関連する症状があることが分かった。

若者は新型コロナに感染しても重症化することはまれだが、「ロングCOVID」と呼ばれる長期的な後遺症に悩まされることが明らかになった。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンと英イングランド公衆衛生サービス(PHE)が主導したこの調査は、若年層を対象にした長期的な後遺症の調査としては最大規模。イングランドで1─3月、新型コロナのPCR検査で陽性反応を示した11─17歳の3065人と、陰性だった同じ年齢層の3739人からなる対照群を比較した。

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その結果、陽性反応を示したグループは対照群と比べて15週間後に3つ以上の関連症状がある確率が2倍高かった。陽性反応グループの14%が倦怠感や頭痛などの症状を報告しており、この割合は対照群では7%だった。

研究者は、感染から15週間後も10代の最大3万2000人程度が複数の新型コロナ関連の症状に悩まされている可能性が示唆されたとし、この年齢層の長期的後遺症の患者数としては昨年一部で懸念された水準よりは少ないと指摘した。