[ウェリントン 27日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は27日、2017年の就任後、初の内閣改造を実施した。住宅相を交代させ、住宅問題に取り組む閣僚級のチームを発足させた。

海外ではセレブリティー扱いされているアーダーン首相だが、国内ではいくつかの公約を果たせていないと批判の声があがっており、特に手ごろな住宅の整備を巡り国民の不満が広がっている。

ニュージーランドの住宅価格はこの10年で50%以上上昇し、最大都市オークランドではほぼ2倍に値上がりしている。

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政府は、10年間で10万戸の住宅を提供する「キウイビルド」と称する事業を掲げたが、事業は大幅に遅れ、まだ数百戸しか建設されていない。

アーダーン首相は、フィル・トワイフォード氏に代わる新たな住宅相にミーガン・ウッズ・エネルギー相を指名した。

ウッズ氏は、フィル・トワイフォード氏、クリス・ファーフォイ放送・コミュニケーション担当相とともに政府の住宅対策チームを率いる。

アーダーン首相は「キウイビルドは想定したように進捗していない」と表明。住宅危機の解消に向けた取り組みは1人の閣僚で処理できるものでないことが明確となり、チームで対応することを決定したと説明した。